マンション計画の最新案について説明がありました

昨年末からのトピックス~

昨年末より小田急不動産担当者の方が話合いの場に姿をみせなくなりました。
私たちは小田急不動産株式会社に対して協議申出書を送付し、受理され、今まで協議を行ってきましたが、協議の場にお越しいただけない理由をなにも説明されないまま現在に至っております。

小田急不動産担当者の方の「地域に愛される建物にする」と言ってくださった言葉や姿勢を信じたい気持ちはまだあります。
ぜひ地域のためにも小田急不動産担当者の方も協議の場にいらしてください。
もしお越しいただけないのであれば、小田急不動産担当者の方から直接理由をお聞かせください。

私たちが協議に指名したのは「小田急不動産株式会社」です。


~マンション計画の最新案~

1月27日に事業者の代理人(長谷工コーポレーション)と住みよい街づくり協議の代表メンバーで打ち合わせを行い、代理人からマンション計画の最新案について説明がありました。 
これまで8ヵ月余り協議してきた中、駐車場出入口は南側の1つだけで変更されてきませんでしたが、今回東側に入口(出口はありません)が新設されました。


南側出入口は右折入庫・右折出庫ともに不可、東側入口は右折入庫可と説明でした。

計画戸数は前回より2戸減って425戸になりました。

駐車台数は11台減って331台となり、敷地内に駐車場がない住戸数は94戸となりました。カーシェアは2台で前回から変更ありません。
 
 


 



下の表で、昨年4月の最初の説明会から計画内容がどのように変わってきたかを比べてみました。


 
 
 



セットバック、ルーフバルコニー、沿道緑化については改善がみられますが、駐車場は協議終了時に台数を増やすといっていたものが今回は当初案よりも減る計画となっています。



 


また来客者用の駐車場は設置しないとのことでした。設置しない理由は「事業採算」で、私たちからの質問に対し「周辺での違法駐車を前提としているわけではない。駐車場のない施設は世の中にはあり、来客者は公共交通機関を使うかコインパーキングを利用すべき」との代理人から見解を述べられました。
現在の計画では、3月下旬に準備工事が開始される予定とのことです。
 
代表メンバーからは、美大坂上バス停へのバスベイの設置と歩道幅を確保するためマンション敷地の一部を歩道とすることなどを要望して、約2時間の打ち合わせを終了しました。
 
打ち合わせで私たちは今回の大規模マンションが地域に与える影響や懸念を少しでも和らげるという視点で質問や意見を出しましたが、事業を行う者としてこれに対応しようという姿勢は感じられず、マンション購入者や地域が対応していくべき問題と考えているように感じました。