◆◇小山・小山ヶ丘のこれまで・今・これから






京王線・JR横浜線・JR相模線「橋本駅」より北に1.5km
計画地及びその周辺一帯は1988年~2009年までの多摩ニュータウン相原・小山土地区画整理事業対象地区として開発されました。
計画地周辺にはもともとこの地に居住し、開発中ながく仮換地生活を経験した住民が多数住んでいます。また開発後に移住してきた人たちにとっても豊かな自然との共存が魅力の土地です。









95年頃 仮換地時代(グランレガーロ付近)の思い出 
お正月の獅子舞・地域での餅つき
赤い屋根の仮換地の住まいで5年間過ごしました。



小山ヶ丘小西交差点付近~給水塔方面の造成風景







今回のマンション計画が浮上するまでにも、計画地にはいくつか噂が立ちました。

中学校が出来る、その次は飲食店がくるというのもありました…。

小山ヶ丘は、商業施設には恵まれているけれど、公共施設は小学校以外ないに等しい、何か公共施設にという淡い期待もありました。
結果どれも立ち消えになりました。


しかし、それがかなわないにしても大型マンションは建たない確信だけは、ずっとありました。

開発前、レクリエーションゾーンになると説明されていたからです。当初はテニスコートになると聞いて喜んでいました。



平成9年12月26日発行
東京都南多摩区画整理事務所 文書より





今回こんなに大きなマンション計画が浮上し、近隣の住民は、本当に寝耳に水状態でした。

「なんで?」

確認すると、2007(平成19)年、土地の用途変更がなされ、マンション建設が可能な土地になっていました。
行政による事業。当然説明会は開催されました。案内も3000通、近隣住民を対象に送付されたとのこと。
しかし、計画地の近隣住民に限っては、案内が届いたという確証が持てないでいます。元の土地所有者から転売で購入した世帯からしか、案内の書類が見つからないのです。

送付されなかったという証明は出来ません。でも、不信感はぬぐえないでいるのです。





まもなく転換期をむかえようとしている小山・小山ヶ丘


計画地から北側のハイパーレスキュー基地周辺の都有地は日本商業開発に売却され大型のショッピングモールと、物流倉庫が計画されています。

「橋本駅」は2027年開業予定のリニア新幹線予定駅になっています。

今、この街は転換期をむかえようとしています。

 大型商業施設予定地  東京都HPより




小山ヶ丘は開発前からこの地に住む方々の働きかけや協力があって成り立ち、また開発後から住まう方々も率先してこの街のために力を尽くされ、この街に住まう人々の繋がりで安心・安全な環境を守ってきた街。

新しい時代にむけて、私たちの街がどんなふうであってほしいか、そのために必要なものは何か、安心・安全かつ快適な街をこれからも守っていくためにはどう動いていけばよいのか?この街のまちづくりについてぜひ一緒に考えてください。

計画地のマンションも町田市、そして東京都の西の玄関口としてふさわしい、この街に調和したものになることを強く希望します。